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2021.08.24 [ ブログ ]

被害より精神的なダメージが大きい

おはようございます!

 

日曜日は大町町のボランティアに行ってきました。

行くからには何か元気を与えれるようにしたいという強い気持ちで参加してきました。

 

ボランティアセンターの方々から事前にお話を聞き、被災した人たちのほとんどが2年前も被災した人ばかりだということ!

 

前回はまだ気力があったけど、、、

今回、心が折れている人が多いということも聞いていました。

 

テレビでも見ていましたが、やはり昨年くらいからようやく復活してさぁがんばろうと思った矢先にまたこういうことが起きたことでさすがにご高齢の方も多く、商売をしている方はもうここでは難しいという見切りをつけたとも言っていました。

 

実際に2件の被災したご自宅をまわらせてもらったんですが、、、

1件目はおばあちゃんと息子さんの二人暮らしの家でした。

90歳近いおばあちゃんで歩くのも大変でしたが、家の中は水浸しでもう使えないものだけど、、、

 

「これはまだ使える捨てたくない」

 

と言ってなかなか捨てきれずにいる姿を見てすごい切なくなりました。

まだ現実を受け入れきれていない感じでした!

 

なかなか捨てるものと残すものの仕分けができなくてボランティアセンターの人たちが声をかけて優しく寄り添いながら説得していました。

 

そこから理解納得してくれて家の中のベットや大きな家具なども出す作業をさせて頂きました。

私自身もなんとも言えない気持ちでしたね、、、

 

2軒目は家を建てて5年もたっていないような綺麗な家でした。

話を聞くと5年でもう家の中に浸水したのが2回目だと、、、

 

1年前に変えたばかりの畳や家具類も全部水に使って使えない。

高級なベットやタンスもほぼ新品だったんだろうなと思いながら外に出す作業をしました。

 

ここ3年で2回被災した現地に行くのは初めてだったし、やはり家の被害というよりも精神的なダメージを受けている人がほんとに多いということを触れ合って見て感じました。

 

ボランティアとしてお手伝いだけではなく人として被災した皆さんに寄り添って話を聞くこともこれから大事になると思いましたね!

 

今はこの状況で人数制限しているため今まで以上に作業が進んでいないそうです。

 

自分のことでいっぱいいっぱいな人ほど、まわりを見て欲しい!

もっと大変な人はたくさんいるということを知れば視野も広がるし、勇気をもらえることもあると思います。

 

ボランティアに限らずやれることはたくさんあります。

これからTVの報道も少なくなるのでもう世間から忘れられてしまいます。

何かしらできることは一人一人たくさんあると思うのでできる限りのことをご協力して頂けたら嬉しいです。

 

大町町、武雄だけでなく、たくさん被災した人たちが身近にいるということを忘れないで欲しいですね

 

いつも読んで頂きありがとうございます。

今日も一日喜んで生きましょう!

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