2021.12.09 [ ブログ ]
博多織の原点と向き合う日
おはようございます!
ありがたいことに先週末から予定が続々と入っていて外食が続いております。
それに伴い、ブログで書くネタもたまっており、一つ一つ気づきや学びをシェアしていこうと思っております。
12月6日は朝一で博多織慰霊祭がありました。
それを博多織発祥の地である承天寺にて行われました。
この行事は博多織業界でも重要な行事で、、、
博多織を伝えてくださった方、それを継承して頂いた歴代の先輩方々へ感謝を伝える日です。
私自身も3年前から参加させて頂いていますが、これは博多織の原点と向き合う日だと思っています。
1241年に中国・宋へ渡った博多商人・満田弥三右衛門(みつだやざえもん)さんが宋から持ち帰った織物の技法が博多織のルーツです。
今年でなんと!!
780年
素晴らしいですよね!
博多織という技術を通じてどれだけの人が関わってきたのか?
どれだけの人を笑顔にしたり、豊かにしてきたのか?
ここに来ると毎年考えさせられます。
それと同時に、、、
こんなにも長い歴史があって日本を代表する織物に関われていることに誇りに思います。
昨年も同じようなことを書いたかもしれませんが、、、
年々気持ちが高まっている気がするし、こういう時代になったからこそ私たち現役の博多織関係者が元気で前向きにやっている姿を先輩方に見せつけないといけないという使命感を感じております!
着物を着る人が少なくなっている
帯もなかなか売れない
高級品よりも安くて着やすいものがいい
毎年いろんなご意見を頂きます。
しっかりとこういう現状をまずは受け入れること!
そこからどうするのか?
これが難しい課題ですが、、、
難しく考えず、博多織という土俵はみんなで協力して守っていきながらそれぞれがやれること、各社の強みを活かしてやっていくべきだと私は思います。
弊社としては「唐津で博多織」という部分にフォーカスしていきたい!
最初はなんで?という少しマイナス的な見方でしたが、、、
よく考えるとこれは確実に強みに変えていけるなと今ははっきり言えます!
唐津で博多織をやっている会社はうちだけです!!
だからこそ地元の人たちに知ってもらって見てもらって喜んでもらいたい!!
その想いが強くなっていますね!
日本全国、世界と目を向ける前にまずは地元に愛され、応援される企業にしたい!
出発はそこからですね!!
これからも博多織を伝える発信者として誇りを持ち、
選ばれし者という自覚を持って着物を着て発信し続けていきたいと思います。
いつも読んで頂きありがとうございます!
今日も一日喜んで生きましょう!