2018.05.31 [ ブログ ]

一周忌を迎えて

おはようございます。

昨日（５月３０日）は祖父の命日でした！

あれから一年が経ちます。

 

本当に自分の人生で一番、身近に感じた出来事だったし、人生の分岐点とも言える出来事でした。

２０１７年５月５日で９０歳の誕生日を迎えてみんなでお祝いをしていた時に

 

「１２０歳まで生きる！！」

 

と言っていました。

 

祖父は今まで自分で言ったことは成し遂げてきたタイプの人でした。

今の会社も１から立ち上げてピーク時は従業員７０人ほどの規模で経営していたし、憧れのベンツも買うと言って乗っていたし、車検のたびに車を買い替え、地元で大きな会社を立てるという夢も叶えていました！

そんな結果を出してきた祖父だからこそ誰もが１２０歳までいくかも、、、と言っていました。

 

なのでまさかこんなことになるとは思ってもみませんでした。

 

食べ物を喉に詰まらせて窒息死、、、

 

なんでこんなことが起こるんだろう？

何か原因があるんじゃないかな？

 

とずっと考えていたら、ふと自分の中で大きな出来事が二つあったんです。

 

１つめは、、、

２０１７年５月１８日

夜中に車で帰っている途中に不注意で橋の角にぶつかり車の横転事故を起こしました。

一歩間違えば崖に落ちていたし、あと数秒遅かったら対向車も巻き込んで大惨事になるところでした。

車は全損して横転したにも関わらず、自分は怪我もなく、擦り傷のみという奇跡でした。

 

２つ目は、、、

２０１７年５月２５日

合同会社SFIDARE起業

 

そして、、、

２０１７年５月３０日

祖父急死

 

どう考えてもこれは祖父が自分の命を守ってくれたとしか言いようがないですよね。

それに気づいた時にこういう声がふと聞こえました。

 

会社はあんたが守らないかん！

だから死んだらいかん！

井上絹織は任せたけんね！

 

そう言われたような気がしてその瞬間に一気に涙が溢れ出たのを今でも鮮明に覚えています。

本当にドラマであるような出来事だったし、自分にとって大きな決断と覚悟をした瞬間でした！

覚悟を決めて行動したら何かが起こる！

とはよく言われますが、まさかこんな命を引き換えに気づかされる出来事があるとは思ってもみませんでした。

 

それからはもう自分はおじいちゃんから託された命で生かされているということ！

 

会社と家族を守り続けることが私の使命です！

 

来年（２０１９年）で創業６０周年！！

 

本当にすごいことだと自分でも誇らしく思います。

この会社を継承させて頂けるだけでも素晴らしいことです。

 

これから他にはない自社の強みを活かして日本だけでなく世界に目を向けて発信していきます！

 

人が喜ぶモノ作り

人の役に立つモノ作り

 

を常に意識してやっていきたいと思います。

 

必ずどんな試練も逆境も批判も乗り越えられることしかきません！

だから何度も何度も乗り越えて、新たな素晴らしい人生を楽しみたいと思います。

 

必ずおじいちゃんに認めてもらえるような立派な経営者になります。

 

「おじいちゃん、気づかせてくれてありがとう」

 

いつも読ん頂きありがとうございます。

今日で５月も終わりです。

皆さんにとって素晴らしい1日になりますように、、、

 

たくさんの人に博多織というものを知ってもらい弊社の商品を見て使ってもらい、日本の伝統工芸品である博多織の素晴らしさを世界に発信していきたい！

日本の伝統工芸品を守るため、より発展させるために行動していきますのでよろしくお願いします。

 

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