2023.08.22 [ ブログ ]
自分のやっていることに誇りを持つ
おはようございます!
昨日は満田彌三右衛門さんの法要が16時半から聖福寺で行われたので行ってきました。
*満田彌三右衛門とは、、、
鎌倉時代の1235年に宋(中国)へ向け、博多を出発し、6年間滞在して織物の技術を修得して1241年に帰ります。
その織物がのちにこの土地、博多の地名をとって、「覇家台織」(はかたおり)すなわち博多織と名づけられたと伝えられています。
伝わったのが1241年からとされており、今、現在は782年、、、
いや〜毎年この時期に法要をするんですが、、、
その度に思い知らされます!
こんな780年以上もずっと継承され続けている技術を私たちが引き継がせて頂いているということ!
改めて素晴らしい織物に関わらせて頂いているんだなって思い知らされますね!
私の中では一つの区切りというかまた今年もこの博多織という技術を継承させて頂いている
選ばれし企業だということ!
もっと誇りを持っていいと思うし、私たちがすごいのではなくて、伝えてくれた人たちのおかげ!!
その気持ちがあればなんとかこれを次世代に伝えていこうと思うし、私たちの時代でこれを終わらせるわけにはいかないという使命感が出てきますね!
厳しい状況が続いていると皆さん言います。
特に和装業界は「贅沢品」と言われ、なくても生活に困らないものとも言われたりしますが、、、
私たちの伝統工芸品産業は正直、ピンチでもあり、チャンスでもあると思っています。
これからいかに伝えていけるかどうかで大きく二極化していく!
どんなに素晴らしいものでも知られなければ何の意味もない!
ストーリーを知ってもらい、見てもらい価値を感じてもらえるかどうか!
ストーリー性というのはどの業界よりもあるし、これから海外展開に向けてやるべきことだと感じています!
これからどうなっていくのか?
生かすも殺すも自分たち次第だなって思います!
自分のやっていることに誇りを持ち、使命感を持ってこれからも発信していきたいと思います。
いつも読んで頂きありがとうございます。
今日も一日喜んで生きましょう!